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MEN 同じ顔の男たちのkankoのレビュー・感想・評価

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)
3.6
WOWOW、W座鑑賞

配偶者の自死をトラウマに抱えた主人公が訪れる田舎の美しいカントリーハウス。序盤、完璧とも言える家、そして緑あふれる森にうっとりとしていたらトンネルのシーンくらいから空気が一転した。本当にあの森のシーンの美しさ良かったなあ。
まああの家主が最初からなんか不穏な雰囲気を出していたけれど。

題名にある同じ顔の男、最初から全然気が付かなかった。自分が鈍いのか、演者が上手いのか…。全てのキャラが出揃ったとこでやっと気づきました。 
そしてW座のトークで八太郎の言葉に、そうなのか、そう言う意味が含ませられてたのかと思った。全然そういうことを考えずにに単に自然の美しさと不気味さと訳わからなさを楽しんで観てたと言う感じでそう思うと、タンポポの綿毛とかリンゴとか教会の像とか色んなものを啓示してるのかと思う。






ここからちょっとネタバレ




終盤のこれでもかのシーン、いやいや、何を見せられてるんだろう…と思いながら観てて、確かに主人公もあの表情になるよなあと思った(笑)

後、女友達との関係って何か意味があるのかないのか。そこは深読みしなくて良い部分でしょうか。
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