このレビューはネタバレを含みます
離婚をしたいと持ちかけたことをきっかけに、自殺か事故か分からない死因で亡くなってしまった夫
地面に向かって落ちていく夫と目が合った妻はトラウマを持ち、病んでしまった精神を回復させるためにカントリーハウスへ向かう
しかし、ハウスのある田舎村の男性たちは揃って皆同じ顔をしており、主人公へとひたひた迫り来る話
同じ顔なのに、髪型や服装、雰囲気が違うだけでこんなに別人に見えるものなんだ
誰が同じ人物か分かっていた(その村の人全員が同じ顔というのをあらすじで知っていた)のに、これ本当に同じ人か……?って目で見てしまった
ライリーはとにかくいい親友だけど、あの後はやっぱり帰るのだろうか
こんな治安の悪い血まみれのハウスには居られないよね
タンポポの綿毛を吸い込んでしまった主人公(種子を飲み込んだ)、妊娠していると思しきライリー、何度も胎内から生まれることを繰り返している同じ顔の男たち
とにかく妊娠を想起させる上に、リンゴが強調されているのは宗教や神話観念が強そう
理解が難しいけど鬱くしかった