すいかのたね

リボルバー・リリーのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーは謎解き要素あり、アクションシーンもそれなりにある、綾瀬はるかが中々妖艶!...だけど、ストーリーもアクションもあんまり起伏を感じず、正直140分はちょっと長かった印象を受けました。

ストーリー
ある一家惨殺から逃げ延びた子供と、その裏にある謎を解き明かす話。
話自体はわりかし壮大で、謎を解き明かすうちに軍と幣原機関、百合の関わりが分かっていきそれなりに面白かったです...が、基本的に軸として話を仕掛けているのは百合の夫であり、百合は受け身になって巻き込まれ型で話が展開されてしまい、ちょっと感情移入しづらく、話の起伏も感じづらいモノになってしまったかなと思いました。

アクション
序盤が特に良いです!列車バトル、幣原機関のサシバトル、対陸軍籠城戦あたりは体術とガンアクションの塩梅がよく「カッコいい」となりました!が...中盤以降アクションシーンは減り、終盤はあまり体術の無いガンアクションのみとなり正直物足りなさを感じました...終盤でももう少し殴る蹴るがあった方が、満足感が出たかなと思います(本作はそういう作品じゃないかもしれませんが)。

綾瀬はるか
衣装、アクセサリー、髪型とレトロな雰囲気バッチリで非常に綺麗!キリッとして銃構えるだけで絵になって非常に良かったなと思いました。
チラッとだけツッコミを入れるなら、百合はまあまあ致命傷になりそうな場所にばっかりダメージが入ってましたが...ちょっと耐久力高いなと(笑)。

綾瀬はるかはかなり良かったですが、全体はちょっと長く起伏がない印象で、総合的には普通評価となります。もうちょい時間が短めならまた印象が変わったかも...そういえばたまに出てきた白髪のお婆さんはフォロー無かったけど何だったんだろ?
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