サンダンス映画祭にて。

モンタナの山奥、母親を亡くし一人で住んでいるサンドラがご近所トラブルに悩まされていく7日間。

仕事はしているものの基本一人で、ちょっとしたことが気になるサンドラ、ある日敷地内で狩りをする男たちを注意したことから事態が動き出す。

女性vs男性、黒人vs白人、政治思想や信仰の種類については特に描かれていなかったように思うがやはり対照的なんじゃないか？タイトルの意味を考える。分断されたアメリカに起こる末端市民の対立じゃないか？とか。

タンディニュートンが演じるサンドラ、毅然とした態度で対応しているように見えるのは前半くらい。どんどん不穏な空気が増していく。
田舎町の狭いコミュニティ、誰もがお互いを知っている状態、それぞれが関わり合ってなんとか平穏な日常を作り上げていたが……

これ、途中で平和に解決できそうな問題だと思うのだけど。
そうならなかったのは穏便な生活を送るためにお互いが内に秘めていたモヤモヤが増幅して表に出ちゃったんじゃないかと。
やはりその根底には差別や偏見、分断や思想の違いが燻っていたんじゃないか。

そう思うと、今平穏なコミュニティを築いていても何かしら抱えている小さな闇が抱えきれずにそとに出る可能性ってあるかもね。

コメント欄にメモあり👇

救いなし

少し詰め込み過ぎ感は否めない。映像は最後まで美しかった。