死期の迫った肥満症の男が娘との絆を取り戻そうとする話。
絶妙で巧みなキャラクター設定と、閉塞感のある密室を活かした演出、『白鯨』及びその書評を伏線とした構成が秀逸。
舞台の映画化のせいか、途中の掛>>続きを読む
美しい胸に魅せられた少年の話。
幼年期と思春期の男の子における、女性に対する興味の違いが分かりやすく描かれている。
痛みを知り、それとうまく折り合いをつけることが、大人になることなのだ、とも。>>続きを読む
母の旧友である彫刻家夫妻の家を訪れる少女の話。
文字通り、男たちが少女に“魅せられて”いくのだが、それも納得のリヴ・タイラーの魅力。
“性”に対するアプローチの上手さは、ベルトルッチの真骨頂。>>続きを読む
スペインの田舎町を舞台に男女6人が繰り広げる恋愛模様。
みんな心変わりが激しく、ドロドロした関係性になりつつも、不思議と作風はサッパリしている。
動物の使い方、独特なスローモーションが印象的。
そ>>続きを読む
『テトリス』がいかにして見いだされ、世界中のプレイヤーの手に渡ったか。
ゲームor国家の財産という解釈から、資本主義vs共産主義のスリリングな展開へ。
誠実さと“共通言語”の存在が、互いに氷解を齎>>続きを読む
デビッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てたドキュメンタリー。
形式も時系列も取っ払って、ボウイ自体を映像で表現することを試みたと解釈。
正直、意味不明な演出もあるが、孤高のアーティストのやることは>>続きを読む