けんいちさんの映画レビュー・感想・評価

けんいち

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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

CRSという会社のゲームの招待状を受け取ったことで、不可解な出来事に見舞われる投資家の話。

オチが全て。

故に、公開当時はスリルと興奮を味わったが、オチを知った上で見た今回はそれほどでも。

事象
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.5

ブロードウェイの演出家・振付師ボブ・フォッシーの自伝的作品。

大いなるミュージカル実験映画。

主人公が病んでいくに連れて、映像もストーリーも破綻していくが、そこが面白い。

カット割や衣裳は、今観
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

久方ぶりの再上映を、IMAX 3Dで鑑賞。

メガネをかけても画面は然程暗くはならず、3Dの効果も向上したのか、もう何度も観ているのに初めて観たような感動と衝撃を味わった。

最後に続編の映像もチラリ
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

5.0

現在と過去の2つの殺人事件に対峙する、連邦警察官の話。

主人公のトラウマと2つの殺人事件の真相を、並行して追っていく展開。

旱魃を伏線とする点、そして其々の真犯人をフラッシュバックで描写する点が秀
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.5

羊から産まれた羊ではない何かを育てる羊飼い夫婦の話。

夫婦の日常を描いた冒頭から不穏な空気が立ち込め、そのせいか肝心な所の説明抜きであっても、不思議と展開に説得力がある。

恐怖と笑いは紙一重と実感
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.5

団地ごと海を漂流することになった子供達の話。

設定は面白いし、画も凝っている。

ただ、サバイバルに緊張感がなく、それでいて唐突に鬱なエピソードが挿入されるので、イマイチ楽しめず。

終盤のトンデモ
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ヴィナス戦記(1989年製作の映画)

4.0

近未来の金星を舞台に繰り広げられる戦争を描いた話。

細かいこと抜きで、バイクチェイスと戦車バトルでガンガン魅せる。

時折、ストレートな反戦メッセージを挿入する点が印象的。

やっぱり、荒廃していて
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.5

逮捕された娘の無実を証明するため、異国の地で真犯人を捜す父親の話。

言葉や文化の違いを乗り越えることの難しさ、冤罪を訴えるために犯罪行為に走ってしまう危険性をドキュメンタリー風に描く。

ラストの告
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.5

偽装された列車事故で妻を失った軍人の話。

確率論とハッキングで復讐のキッカケができ、不思議な巡り合わせでいつのまにか仲間が集う展開が面白い。

ヒゲ面でボウズのマッツ・ミケルセンが怖すぎて、どっちが
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

5.0

世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を巡る話。

IMAXで鑑賞。

懐かしい雰囲気に浸ると同時に、改めてファンタジー映画としての完成度の高さに驚く。

公開当時は、続編公開まで1年待たなければならなかったが
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

第3弾は、沈黙の連鎖を描く。

登場人物が多過ぎて、造形が浅い。

祭りのシーンなど、本筋と無関係なシーン長過ぎ。
オチも締めも、説得力無さ過ぎ。

傑作サスペンスは、ただの大掛かりな“火曜サスペンス
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

5.0

シリーズ第2弾は【贖罪】がテーマ。

前作同様、掴みが見事。

何気ない会話に伏線を張り、徐々に回収し2段オチをキメる。

「真実を突き止めることよりも、それをどう捉えるかが重要である」というメッセー
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

5.0

TVドラマ『ガリレオ』の劇場版第1弾。

警察vs容疑者ではなく、それぞれの知人が知恵比べをする展開が面白く、オチも見事にキメる。

手際の良い人物紹介と状況説明も手伝って、TVドラマの映画化ではなく
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AKAI(2022年製作の映画)

5.0

赤井英和のプロボクサー時代にスポットを当てたドキュメント。

正直、ボクサー時代をあまり知らなかったので、かなり新鮮な気持ちで鑑賞できた。

言い訳せずに、今の自分に出来ることに力を尽くす赤井さんの姿
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ビースト(2022年製作の映画)

4.0

サバンナでライオンに襲われた一家の話。

低予算の『ジュラシック・パーク』という趣。

序盤に複数のエピソードを伏線として上手く張っているので、登場人物の行動に多少のツッコミどころはあるものの、緊張感
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

5.0

白人の老婦人と黒人の運転手の心の交流と友情を25年の時の流れの中で描くドラマ。

人種の壁があっても個人で繋がることはできること。

相互理解には、それなりに時間を要すること。

お行儀が良過ぎる感も
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

5.0

バスジャック事件の被害者達のその後を描いた話。

同じ出来事を経験しても、受け止め方や苦しみは千差万別。

再び時が動き出したことを表現するラストシーンが印象的。

20年以上前の作品だが、セピア色に
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

5.0

メガバンクに同期入社した、同じ名前を持つ2人の男の話。

2人の幼少期に始まり、社会人となって仲違いし、のちに手を取り合う流れを、簡潔に纏めた脚本が秀逸。

加えて、適材適所な配役も素晴らしい。

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π(1997年製作の映画)

3.5

数字にとりつかれた男の妄想を描いた話。

世界の中に数字を見出し、数字の中に世界を見出そうとする男の思考心理に、全くついていけず。

話が何処に向かっているのかも分からず、モノクロの映像も相まって、た
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イギリスから来た男(1999年製作の映画)

4.0

事故死した娘の死の真相を追って、LAを訪れた初老の英国人犯罪者の話。

全編に渡って、インサートの使い方が秀逸。

また、テレンス・スタンプ往年の作品を引用するなどの実験的手法も見られる。

それでも
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どついたるねん(1989年製作の映画)

5.0

プロボクサー・赤井英和の自伝小説を、赤井本人の主演で映画化。

虚実が入り混じった内容で、観ていて不思議な気分になる作品。

普段はいい加減でも、ボクシングにはストイックな主人公のキャラが魅力的。
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王手(1991年製作の映画)

5.0

大阪を舞台に、将棋の世界に生きる若者たちの姿を描いた話。

緊張感のある将棋のシーンと、ユーモアに溢れるドラマパートとの緩急が絶妙。

左手で駒を指す赤井英和さんがカッコいい。

映画ではあまり見かけ
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

ロンドンの下町を舞台に、ひとつの大粒ダイヤモンドを巡って悪党たちが繰り広げる騒動を描いた話。

今見ると、台詞による状況説明が多く、ジョークも野暮ったく感じるが、個性的なキャラがワイワイガヤガヤ織り成
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

「赤ちゃんポスト」を介して出会った人々が織り成す物語。

各々が矛盾を抱えつつ許しを得ようとしている様を丁寧に紡ぐ中に、他の韓国映画には無い優しい眼差しを感じた。

日本で日本人俳優を使って撮ったら、
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

5.0

伊坂幸太郎:著『マリアビートル』の映画化。

『キル・ビルVol.1』風の世界観と『スナッチ』風の群像劇を、新幹線の車内で。

ブラックユーモアに溢れたファイトシーンと、“意外なスター”の登場で楽しま
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.5

劇場版は、大人になった主人公らがキャンプ場を開くまでを描く。

テレビアニメ版は緩すぎ(テンポが遅すぎ)な印象だったが、劇場で観るとコレが心地良い。

テイストはそのままに、ストーリーに起伏があって退
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

広大な田舎町の空に突如現れた不気味な飛行物体を巡る話。

映画『未知との遭遇』のホラー版といった趣。

父親の変死、ホームドラマでの悲劇など、不可解なエピソードを積み重ね、恐怖を煽る。

ただ、“アレ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.5

続編は、魏と秦の戦いを描く。

1つの合戦に焦点を当て、アクションを中心に物語を牽引。

前作のおさらいも登場人物への目配せも、サラッとこなす脚本が秀逸。

引き際も見事で、来年公開予定の3作目にも期
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

中国春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の数奇な運命を描く。

原作未読。

スッキリと分かり易いストーリーと人物描写。

ワイヤーとカット割を駆使して、派手に魅せるアクション。

本作は、実写化としては珍
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マネーボール(2011年製作の映画)

5.0

アスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたGMの話。

統計を用いるだけではダメで、選手たちと直にコミュニケーションをとることで勝利を掴み取る。

野球の映画なのに
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.5

インターネットで知り合った男女の恋を描いたラブ・ストーリー。

今やメールがLINEに代わり、紙の本が電子書籍に代わっているところだけみても、この20年で世界が大きく変わったことを実感する。

ダイヤ
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ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.0

映画『ロッキー4』の再編集版。

SF映画を観ている感の強かったオリジナルに対して、明るさはそのままに人間味溢れる本作。

特に、ロッキーのアポロへの感謝と後悔の念が、よく伝わってきた。

この流れで
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

恐竜との共存を図る、シリーズ最終章。

前作を伏線として展開する前半は、なかなか。

ただ、後半は“物量作戦”によるアクションシーンの連続で、お腹いっぱい。

旧シリーズのキャラクターを、ストーリーに
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.5

恐竜の生死を自然に委ねるか?人の手で救い出すか?

映画『ロストワールド』を踏襲しつつ、崩壊した恐竜テーマパークに火山の大噴火が襲いかかる展開で盛り上げる。

遺伝子組み換え問題で、人間と恐竜を対比す
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

5.0

高校野球部1年生の過酷な日々を描いた話。

試合を見せなかったり、BGMに電子音を多用したりと、いわゆる“野球映画”とは一線を画した演出が際立っている。

一見理不尽な指導も、筋が通っていれば納得して
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

新たにオープンした恐竜テーマパークの話。

ほんの少しノスタルジックな演出がある以外は、基本的に『ジュラシック・パーク』の焼き直し。

迫り来る恐竜の見せ方など、如何にスピルバーグが優れているかを再認
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