好きだったー。最後の場面が違うかったらもっと評価高かったかもー。急にファンタジー盛り込んで欲しくなかった。けど、蕪木さんだけじゃなくて皆来てくれたからギリセーフだった。なんだかんだ牧村さんに対して優しい人もいて、心の真ん中まで温まるというわけではないんだけど確かにそこには温もりがあった。とうこさんの長く使ってそうな鞄は何となく何となくだけど心の奥底に蕪木を忘れられないっていう性格みたいに古い記憶を捨てられていない感じがして良かった。蕪木さんの生き方はどこか謎でなのに、芯は通ってて確かな道理があってかっこよかった。自分を愛しきれないこその行動な気がするんだけどきっとその生き方を愛していたんだろうな。だから周りの人にも愛されていた。いいねー。日本だからこその映画に気がした。牧村さんは素直で優しくてけど変人で、その真っ直ぐさが少しずつ周りの人にも広がっていく感じが好きだった。「頑張った」が好きな言葉になった。色んな人の人生を見たからこその厚み重みが最後のシーンに繋がると考えたら良かった。
