「今日は月が綺麗ですね」
変わらない輝きで
いつの日もそこに存在する
普遍的だけど形を変えながら
そんな月の様な存在ってやつかな
家族を失った男と
許されざる恋に溺れた男
無関係な2人
交わることの無い関係
しかしながら何かぼんやりと
共通点がある事にうっすらと気づく
それでもただ前を向いて歩こうとする
男は何かの違和感を感じながらも
ただ前を向いて歩こうとする
解けていく贈り物
与えられたサイン
当人は気づいていないかも知れないけれど
偶然は必然で奇跡は起こすもの
想いはきっと伝わると信じている