波間で揺れるさざ波のように
どこか不安定で心許ない心情
当たり前のように生活していく術が
決して当たり前では無い事を問い正す
可憐で微弱なそんなありきたりな迷い人よ
今も残る地震の影響
いずれ迫られる親の介護
家族の失踪
新興宗教って
障がいとは
害悪な常連
近隣付き合い
大病を患った時
誰もが避けては通れない身近にある問題
しかしながら必ずしも正解があるわけではない
頭を悩ました結果の形
何かにすがりたくもなるだろう
それを壊してしまいたくもなるだろう
一つのボタンの掛け違いが起こす現場の妙
それは悪い人では無い
けれど必ずしも正しい訳ではない
己の正義がくだす鉄槌の代償
表裏一体で裁く人生の道筋
自分ではどうにもならない
そんな悪い夢を見ているかのような
現実と向き合うために足元を見つめる