白玉もちもち姫

イル・ポスティーノの白玉もちもち姫のレビュー・感想・評価

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)
4.5
私史上最強にイタリアに行きたくなる映画!!!

1994年公開のイタリア映画、舞台は1950年ナポリに浮かぶ架空の漁村で、実在する詩人ドンパブロがチリから亡命し滞在する中で出会う郵便配達員マリオと過ごす一夏をスーパー爽やかかつ感傷的に描いた物語

この映画のマリオ役をしたマッシモは心臓病を患っていたにもかかわらず本作の撮影に挑んで、「今度は僕の最高のものをあげるからね」と言って撮影終了12時間後に亡くなったらしい。これが役者魂か。。

とにかくイタリアの美しい風景と相まった当時の混乱した政治状況が皮肉にも物語を大きく変えていくのがとっても複雑な気持ちになる。そして詩の素晴らしさが!!マリオはパブロとの出会いを通じて人生を大きく変えられるけども、それでも幸せな物語だと思った。
白玉もちもち姫

白玉もちもち姫