イル・ポスティーノの作品情報・感想・評価

「イル・ポスティーノ」に投稿された感想・評価

鮮やかな色彩、明るいキャラクター、
人生の美しさ、哀しさ…。
まさにイタリアの映画を観たって感じ。
後半の切なさが好き。
ラストは刺さるね…。
metamegane

metameganeの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

暗喩だけじゃなくて直喩も素敵でした。
島の美しさを言葉にできない島民が、国を追われた詩人から詩を学ぶ。政治に翻弄される島の生活の中で、詩を通して知的に成長した表情と、師であり友である詩人との再会が果たされない切なさ。
対比的な描写とラストの締め方が◎
MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
教養のない主人公が高名な詩人の影響でいともあっさり詩にハマってしまい、詩人きどりの彼の行動には失笑してしまいますが、映画はいたって真面目。主人公は詩を書きはじめたことで、島一番の美女を妻にめとり、さらに政治運動に身を委ねる。まさに人生を変わってしまった。実学重視、教養軽視の昨今の風潮へのアンチテーゼとも言えそう。
BSプレミアム、字幕版にて初鑑賞。配偶者の勧めで。
俺たちのアルフレードことフィリップ・ノワレが出演していて驚き。結末以外は全体的に緩急が皆無だが、詩人を題材とした伝記映画みたいなものだから、と気付いてからは雰囲気に入っていけた。
mtmg

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3.7
前半静かすぎて寝そうだったけど何だかだんだんと引き込まれて、終わり方はめちゃ良かった。
「詩は感じるもの」

主演のマッシモ・トロイージの遺作。
命をかけて撮影をしていたのですね。

カプリ島はとても美しくてこんなところで暮らせたら気持ちがいいだろうなぁ〜。

貧しくとも言葉で人生を豊かに出来る。
言葉が武器になることはとても悲しい。

〝パブリートとは呼ばないわ〟
「詩は説明したらダメなんだ感じればいいんだ」

母国チリに政治的な理由で居ることが出来ずにイタリアの海沿いの田舎町にやって来た詩人(フィリップ・ノワレ)。
海の見える小高い所に住む詩人の元に郵便物を届けることになった臨時雇いの郵便屋(マッシモ・トロイージ)との友情を描きます。
詩を教えてくれないか?と詩人に頼んだ郵便屋に詩人が語ったのが冒頭の言葉。
本作を貫いているセリフかと思います。

陽光輝くイタリアの海沿いの美しい風景、郵便屋の恋を巡って展開する男二人のの穏やかな羨ましい関係。
説明は要らない、ゆったりと作品の波を感じていると幸せになれる作品でした。
薄

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4.0
小さな島に住むニートの青年マリオが島を訪れた世界的な詩人パブロ・ネルーダとの交流を通じて成長していく話。

島の風景や音楽が美しく、詩に触れて人生の活力を得ていくマリオの姿を追うのが楽しい。そのまま終ってもベタな感動作になっていたと思うが、「その後」の30分で深みが出てもっと印象的な作品になった。

各役者の芝居も良く、生きることの意味を考えさせられるいい作品。
ROHTO

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3.5
過去の記録。高校3年の冬。
とても暖かい映画だったと鑑賞メモ。
dramatsu

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3.5
1997年4月6日

イタリアの小さな島に住む漁師の息子マリオとチリから亡命してきた詩人パブロとの心の交流。

思想の背景はともかく、マッシモトロイージの人柄(役柄)が作品全体を温かく包み込んでいる感じ。
カプリ島の素朴な風景、音、人間たちが懐かしい故郷を思わせる。

マリオと結婚したベアトリーチェは、個人的にタイプじゃなかったのが残念。
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