結局何も解決してないし誰も幸せになっていないけど、それが現実かもしれない。在日やら地震やら手話やら、困難を詰め込みすぎな気もするけど、現実にそれが一挙に起こっている場所もないとは言えない。それも含めて、登場人物一人一人が背後に抱える事柄の大きさ複雑さから、いろんなことを単面的に見てしまうことに気をつけなければいけないと自戒。
木村文乃さん、一回くらい笑顔が見たかった。
追記)結局、いい映画とは、(わかりやすいのは答えを突きつけてくれる映画かもしれないが)複雑な現実を複雑なまま提示して、問題提起してくれるものなのでは。