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かがみの孤城のSeroのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
4.4
12月23日。


久しぶりにこの点数をつけました。


え、なにめちゃめちゃいいじゃん。


原作のファンが映画でガッカリしなかった


この作品。


「かがみの孤城」。


小説や漫画原作の映画化あるあるである、


声優ガッカリは自分的になくて、


とびでて演技下手すぎー!な


声優さんもいなくて、


純粋に物語として楽しみました。






皆さんは学生時代どうでしたでしょうか。


主人公達は中学生です。


中学時代っていうのは



良くも悪くも思い出が少ないイメージなんですが


どうでしょうか?


私も主人公のこころとおなじように


学校に行くのが辛い時期がありました。


自転車に乗りながら


「なんで俺学校いくんだろ」

「楽しくもないところにこんな労力使って」


ーバカみたいー


なんてことを思っていました。


結果不登校にはなりませんでしたが


この作品に出会ったのはこの頃だった気がします。


もし、こんなことが自分にも起こって


みんなの知らない友達ができたら、


と思いました。


そうなったとしても


あまり変わらなかったかもしれませんが


あんな体験、


ずるい


なんて、100回思いました。


とにかく羨ましかったことを覚えています。


皆さんはどうだったでしょうか。


この作品を見て


どう思うのでしょうか。


主人公のこころと仲間たち、おおかみさまの。


あなたはこの物語を画面で見ることしか


できませんが、


見る時は


子供の頃に戻って、子供の頃の気持ちになって始めてこの作品を見て欲しいです。


大人の気持ちのままで。


この作品を評価して欲しくないかも?


です笑


原作もとても面白いので、


ぜひ、辻村深月「かがみの孤城」を


読んでみてください。
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