このレビューはネタバレを含みます
いやー最後救われて終われると思ったんですけど、そんなわけないですよね
この世の中「理不尽」で、そんなうまくいくわけないよねっていうラスト好きです!
「さがす」の佐藤二郎さん、「死刑にいた病」の阿部サダヲさんもそうだったんですけど、コメディーというか優しいおじさんというイメージの俳優さん達が、闇を抱えた役を演じると、ギャップもあってかとても怖いです
登場人物まともな人ほとんどいなくて、クズやなって人ばっかで岸井ゆきのさん演じる優里も嫌いなんですけど、特にあの覆面のガキと若葉竜也さん演じる同僚が個人的にほんと嫌いです。
そのせいか、ムロツヨシさん演じる田母神さんにずっと感情移入しちゃって危ないなぁと思いました。
ストーリーも全然無理なく繋がっていてのめり込んで観れました。
愛ではないですけど、ほんと「見返り」が少しでも感じたかった田母神さんの想いが漏れ出してきて狂っていく様子がなんか妙に生々しくていい意味できつかったです。
他にも助けてくれない通行人とか、YouTuberについてとか色々書きたいことたくさんあるなー
とりあえず今年ベスト5に食い込んできた面白い映画でした!