Nari

神は見返りを求めるのNariのレビュー・感想・評価

神は見返りを求める(2022年製作の映画)
4.8
「喜劇であり、悲劇でもある胸糞?映画」

とても面白い映画だった反面、とても怖い映画でもあった。
吉田恵輔監督は、人間の嫌な部分を時に怖く、時に面白可笑しく見せるのがとても上手いと改めて思ったし、彼自身も意地悪で優しい人間なんだろうなとも思った←笑
じゃなきゃオリジナル脚本でこんな話考えられないもん!

多分この映画の掲げるテーマ語ろうと思えばずっと語れるテーマがある映画。というか語りがいがあるテーマかな。
“善意”とは、“恩”とは、
見返りを求めることは悪いことか、はたまた善意の搾取など、朝まで生テレビで田原さんと討論し合いたいもんね!笑
田母神とゆりちゃんを中心に魅力的なクソキャラたちによって、令和のこの時代に、我が国日本で最高に胸糞悪い映画が誕生したww
是非一度、観てみて下さい。
そして感じてください。
人間の卑怯さを、醜さを、悪さを。そして、素晴らしさを。
Nari

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