恒例の戦隊VSモノですが、ゼンカイジャー絡むだけでこれだけ異質になるとは（いい意味で）。
キラメイジャーもかなり遊び心に富んだ作品でしたけど、ゼンカイジャーはそれに輪をかけて、更に突拍子もない世界観を作り上げた作品でしたから、この2つの戦隊が絡むVSモノは、そりゃあもう酷い有様でした（いい意味で）。
ストーリーの大半、焼肉メインってどうなのよ。どこかの焼肉屋とタイアップしてるの？とりあえず焼肉食べたくなるよ？
これで一本通せちゃうとか、この2つの戦隊だからこそ。
ゼンカイ色に覆われて少しキラメイ色が薄くなってしまっていたのは残念でしたけど、ある意味そこに上手く溶け込めるところが、キラメイの良さなのだと思いました。
ゲストのマーベラス、魁利たちの絡ませ方も程よく、センパイジャーたちの名乗りバンクは本編映像流用で本人たちの声だったし、その辺りはそつなく。
戦闘シーンもしっかりまとまった魅せ方だったので楽しかったですね。特にゾックスとマーベラスの海賊戦はキャラが出ていてよかったなぁ。
（スコアは特撮用、3.5点満点）
