風来坊

デイ・トゥ・ダイ 最後の戦いの風来坊のレビュー・感想・評価

2.5
妻をギャングに誘拐された元特殊部隊員が、かつての仲間と共に決死の戦いに挑む。アメリカ製のB級アクション。

別に追っかけた訳ではないですが、たまたまこちらもケヴィン・ディロンさん主演作。
相手が悪党といっても主人公の行動が浅はかで、これが原因の妻の誘拐なためにあまり感情がノリません…。

中盤まではB級アクションにありがちな展開ですが、終盤に意外な展開が待っています。しかし…「そうはならんやろ」な強引な展開過ぎてついて行けず…。あんなに敵対しといて今さらそれはないだろうと…死んでいった手下たちをどうすんの(笑)

冒頭の事件が現在にも影響を与えているお話なんですが、纏まってなくてちょっとよく分からないです…。
隊員もそれぞれ問題があって、何か爽快感に乏しい逆襲アクション。

懐かしい「クールランニング」のレオンさんがギャングのボス役で出演。
「クリフハンガー」で悪役が板について以来、こういう役柄が多いですが存在感はありますね。

ブルース・ウィリスさんは悪徳な市警本部長役で、一応は最後まで出番はあるけど、演技というよりほとんどしかめっ面しかしていない…。
病気がかなり進行してた頃と思われるから、仕方ないところでしょう。
フランク・グリロさんは思ったより出番もあり見せ場もありチョイ役ではなかったです。

低予算でVFXに頼り過ぎなのでチープですが終盤の銃撃戦はそこそこ迫力があり楽しめます。
「そうはならんやろ」的な展開も楽しめれば、それなりには観れるB級アクション作と思います。
風来坊

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