なおき

ブラック・クラブのなおきのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・クラブ(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

昼夜を問わず氷湖をスケートで駆ける風景美はグッとくる。
ウユニ塩湖のように人や風景を反射する氷湖の美しさもいいし、音楽もあいまってビジュアルや雰囲気はなかなか。
その氷湖の上で展開される銃撃戦やいつ亀裂が入って割れるかもしれぬスリルなど、見所満載。
この時点でミリタリーアクションとしての及第点以上。


ただし、内戦だの敵の全容だのの説明が少ないばかりか、当初の任務の目的を果たしてからの終盤の展開が蛇足なので、もったいなさが残る。
せっかく北欧ならではの美しい風景を収めた映画なのに、終盤はそれとは関係ないセット丸出しの研究所でパワハラババアへの雪辱戦となるので、終わる潮時を誤った印象だ。

他のユーザーの感想・評価

かなり良かったです。
娘を想う気持ちが自分を強くする、そんな感じの映画でした。
氷上の景色が綺麗
ずっとスケートのシーンだけならよかったのに
sunkissed

sunkissedの感想・評価

4.0
戦争が起こった時、一般市民が参戦することになったら大した情報ももらえずに最前線へ行かねばならないのでは?想像を掻き立てる描写や、研ぎ澄まされた心理描写が主人公に入り込めて私は好き。
SASA

SASAの感想・評価

-
酷評が並んでるけど、自分的には今のロシア-ウクライナ情勢になぞらえることが出来て面白い作品だった。
戦地の親子の愛の深さが、日本人には理解出来ないだけなのかもしれない。
tom

tomの感想・評価

2.9
常に極限状態のなか、決死の任務遂行。全ては最愛の娘に会うため。敵に遭遇する恐怖の中凍った海の上をスケートで進み続けるというこれまでにない展開がハラハラドキドキを増幅させる。
【297-189】
「ブラック・クラブ」は、戦争で荒廃した世界を舞台に描くスウェーデン発のアクションスリラーです。長く厳しい冬が続く中、6人の兵士が凍てつく列島を越え、長引く戦争を終わらせる鍵となる小包を命がけで運ぶ秘密の任務に乗り出します。敵陣には一体どんな危険が待ち受けるのか、信用できる人物はいるのか、皆目見当もつかぬまま、彼らは乗り込んでいきます。一方、元スピードスケート選手の兵士キャロリン・エドには、任務とは無関係の別の目的が...。主演はノオミ・ラパス、監督はアダム・バーグで贈る「ブラック・クラブ」は、氷の世界を越えて究極の任務に乗り出す6人の兵士の姿を描きます。自分たちを極限の状態に追い込まざるを得ないなか、自ら生き延びるために、どこまでの犠牲を払えるかが試されます。
SShuunn

SShuunnの感想・評価

3.0
序盤の氷上の全員居るシーンがピークだった気がする…いろいろ勿体ない作品でした。
2022.10.08

前日譚的なんだろうか

続編込みなんだろうか

とか思いながら見てたけど

ラストシーン観ると

展開や設定はあまり重要ではないのか…と思ったり

愛の映画だもんね
kmmary

kmmaryの感想・評価

2.0
着想は面白いと思ったけど、中身は希薄で何のために極限状態に晒されているのか、何を得ようとしているのか、丁寧に描かれていないので残念な映画になっていた。着想も面白いし、俳優も良かっただけにもったいなぁが印象。
Coleman32

Coleman32の感想・評価

3.5
この作品、🇸🇪作品ですので知った俳優はミレニアムシリーズのノオミ・ラパスぐらいしか知りません。演技派の彼女、シリアスなドラマからアクションも違和感無く見れる数少ない女優さんです。実に後半が勿体無いシナリオと言える本作。危険な氷上を任務の為に横断しなければならない中、敵との交戦含め緊迫感が結構あったのも束の間、基地で重傷を負って目覚めてからのラストの展開が実にチープで残念過ぎました。IMDbでのスコアも『6』以下とは少し厳しい評価でした。
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