これが"私の理想"の家
ジムのインストラクター清沢賢二は、新居の購入を決意した
寒い地域にぴったりな「まほうの家」と呼ばれる家全体を温められる夢の新居を建て、幸せな生活が始まるはずだった
しかし、新居での生活が始まった後不可解な出来事が周囲で起こり、幸せな日常は崩れ始めた
第13回小説現代長編新人賞を受賞した神津凛子による長編小説の映像化作品
中々にゾクゾクさせてくれるミステリーでした
途中ミステリーだけでなくホラー調な描写もあり不穏な感じが良いですね
自分の家で落ち着けなくなるのは嫌ですね
不気味さの演出は中々良いのですが、怖さを強調する時に暗くしがちなのがちょっと見にくい笑
ジワジワ追い込まれていく窪田正孝や統合失調の様な症状だが家族思いな窪塚洋介の演技が特に印象的でした
特に窪塚洋介の醸し出す雰囲気良いですね
真相については、まぁこの人しかいないだろうなってのが途中すぐわかったので想定通りな感じでした
それでも賢二の過去やラストシーンにはやられましたね
特に最後に持ってかれた！
ジワジワと恐怖が侵食する物語でした
【雑記】
ミキ姉さんとの同時鑑賞でした
私があまり進んで観ない邦画のチョイスありがとうございます！
今年は邦画も観ていこう(毎年言ってる気がする)
鑑賞後に本作の原作のネタバレも見ちゃったのですが、原作の方が闇が深くてゾッとしました
