コロナ禍の映画界の裏側を皮肉ったコメディ。
ハリウッドはやるコトが素早い‼︎
ファンタビの予習復習で時間を取られてなかなか観られなかったのですが、
やっと観られました。
主演は、ガンパウダーのカレン・ギレン。
X-ファイルのデヴィッド・ドゥカヴニー。
そして、あの、カンバーバッチまで出ています‼︎
コレが一番驚いた❣️
コロナ禍の映画製作をコメディタッチにシニカルに描いているところは非常に興味深いけど、
大爆笑は出来ない。
やはり、笑いに対する日米の、この場合、英国も参加、センスの違いは大きいと思う。
アクション系の身体的な笑いなら分かるけど、
セリフの知的な笑いや皮肉などは、
その裏側の知識がないと笑えない。
例えば、コロナ禍の隔離期間に出演者が集まってドラッグを吸うシークエンスがあるのだけれども、
アメリカだったら、あるあるで笑えるのかも知れないけど、
ドラッグを吸うコト自体が犯罪の日本ではなかなか笑えない。
でもまあ、このシークエンスで、ある人物がカンバーバッチのモノマネをするのだが、
それがやがて、本物になるト云う、日本で云うところの、本人登場には驚いたト同時に笑いましたが、
好感が持てるのは、
パロディ作品にしろ、
特撮シークエンスをきちんと撮影してるところ。
手を抜いてない。
まあ、そこで、おかしなコトが起こるから笑えるンだろうけれどね。
特撮シークエンスの裏側が垣間見えるのはファンにとっては、嬉しいのでは？
コレを観ると今はホントになんでも出来るンだなあ…。
ト思ってしまう。
ワガママな役者。
ビジネスオンリーのプロデューサー。
役者をモノとして見ている映画監督。
ト登場人物に対するハリウッドの皮肉たっぷり。
ハリウッド映画の裏側に興味がある人にはオススメですかね❣️
