Boss2054

クーダ 殺し屋の流儀のBoss2054のレビュー・感想・評価

クーダ 殺し屋の流儀(2022年製作の映画)
3.7
アントニオ・バンデラスで観ました。

最初からB級だと思って観ましたが、
ホントにB級でした。
あはは😆

昔、A級で主役張ってた人は
その後、
A級で主役を張り続けるか
ハリソン・フォード
A級で脇に回るか
ヒュー・グラント
B級で主役を張るか
ブルース・ウイリス
しかないんですかね?

まあ、映画もビジネスですから、
お客さんが呼べなければそれなりの扱いになってしまうト云うコトですかね。
昔からのファンとしてはなんか哀しいですね。

でも、B級だからト云ってその全てが詰まらない作品ト云うワケじゃあありません。
A級作品に詰まらない作品がある様にB級作品にも面白い作品はたくさんあります。
要は予算じゃないってコトですよね。
心意気ですかね。

それでもこの作品はちょっと残念でしたね。
ホンも演出もその殆どが既視感満載。
ありきたりな作品になってしまいました。
残念。

要は連れ去られた娘を父親が救うト云うパターンの変形なのですが、
その工夫が裏目に出てしまった様です。
91分の上映時間なのにダブル主人公なので、
前半の設定が長くて本筋に入るまでに時間が掛かり過ぎて
展開がもたついてしまうンですよね。
オマケに2人の主人公を描かなくてはいけないので、
2人の別々の面を描いている時間も本筋の物語が止まってしまうト云う。
ココは、バンデラス一人、
孤高の殺し屋ト云う設定でガンガン行った方が良かった気がしますね。
何故ダブル主人公にしたのでしょう?
観客動員のためですかね?
わかりませんが、
バンデラスの渋い殺し屋の役作りが良かっただけに残念です。

次回作に期待ですかね。
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