さかなのこのあいるのネタバレレビュー・内容・結末

私の好きな感じの映画だった🐠
ところどころくすっと笑えて、なんだかママみたいな気持ちで観ることができた

the今までの辛かった道をゆったりと語って回想していく映画なのかと思ったら、違かった。今→昔の話がメインだけれど、見ていて辛いっていう場面はなくて、分かるという共感とこんなに何かにのめり込めるという大きい愛を持っているミー坊に憧れる気持ちが大きかった。

ミー坊が本当に羨ましかった
昔から好きで今もさらに好きでそのことに対して一直線に生きるのは金とか人間生活とかごちゃごちゃうるさい世界では難しい。だからこそミー坊が羨ましく感じた。
好きなことでミー坊が生きることができたのはそれを壊さないお母さんがいて、ミー坊自身の魚に対する愛で引き付けた友達がいることが大きいんだなあと思った。
友達もお母さんもいい人すぎる。ヤンキーたちかわいい。ミー坊の魚の愛で繋がった友情がずっと生き続けているのが素敵。

それに、昔を回想するシーンはとてもエモい。昭和に憧れを持つ平成ガールにはとても目を奪われる映像だった。
水槽の光も海の中も壁の魚も美だった。