冒頭に、「男か女かはどっちでもいい 」というメッセージが出てくるんですが、それが今作のすべてを表現している一言。
さかなクンの自叙伝を元に作られている作品という事なんですが、なんで男性役を女性が？とか、なんでさかなクンの事を映画に？とか、もうそういうの関係なく、好きを貫く事の尊さを教えてくれる素敵な作品でした。
周囲の人間達も、そのあまりのまっすぐさに応援したくなるというのは、実生活においても言える事だよなと改めて考えさせられました。
また、母親の子供を否定せず、常に肯定し続ける姿勢には、親として学ぶところもありました。とても温かい作品でした！
