なんか、優しい心で微笑みながら楽しめるそんな映画でした。
みー坊の周りの人達は絶対に人の好きを嘲笑したりバカにしたりしない。
みんな自分の好きをもっと持っていいと思うし恥ずかしがることでも隠すことでもないよなぁ
ちょっとズレるけど、真面目にするのがダサいみたいな(日本特有の？)風潮がすごく嫌い。
島崎遥香がみー坊をバカにするシーン、どんなけ可愛い女の子でもあんなん見せられたら余裕で冷める。
柳楽優弥、不良なんだけど根はいい奴っていう役やっぱり似合うなぁ。「ゆとりですがなにか」でもそんな役だったな。
ももこがこれって普通じゃないよね、的なことを言った時に、みー坊が「ふつうって何？」ってキラキラした目で言うんだけど、そこでハッとさせられる。
みー坊の母親の子供に対する姿勢はとても素敵。子供がしたいことはとことんさせる。不安はもちろんあってもそれを理由に辞めさせてたらなにも出来なくなっちゃうよね。
成績の良い子ばっかりだとロボットみたい、ってほんとにそう。勉強出来るだけって面白くないよなぁ。
"男か女かはどっちでもいい"
途中、何度もみー坊これ男女どっちだ？ってなるんだけど、最初のこの言葉思い出して、ほんまや、どっちでもええやん、ってなってました。
この映画、高い評価を受けてるらしくて、個人的にはのん(能年玲奈)が晴れ舞台に立てているのが嬉しかったです。
