「まるでリンゴ抜きのアップルパイだ」
メル・ギブソンは脇役でした。
二つの拉致事件が交互に描かれ、やがてそれらが一つに繋がる……という流れなんだけど、いやー、やけに複雑でややこしい。時系列も細かくいったりきたりして、どの段階で現在パートに戻ったのかが分かりづらい。
あの男は結局何をしたかったのか、それが分かりづらい。
終盤の銃撃戦も画面が暗くて分かりづらい。
つまり、すべて分かりづらい。
で、完結させる気ゼロのラスト。え? これって連続ドラマの第1話?? って思っちゃう。
話は変わりますが、本作に出演していたエイダン・カントさん、今年の1月にお亡くなりになってしまいました。まだお若かったのに残念でなりません。