助ベージュ

夢の助ベージュのレビュー・感想・評価

(1990年製作の映画)
3.3
桃の節句に鑑賞

本編前のスタッフロールから既に衝撃の連続

各章「こんな夢を見た」の字幕を頭に、「狐の嫁入り」「リアル雛人形」「西洋絵画の中に入る」など、「夢」(不思議な幻)(悪夢)のような短編オムニバス映画。

前半は特にアート的で「夢っぽいなぁ」って感じでしたが、中後半?現代見ると特に「黒澤明の言いたいこと(思想)感強いなぁ」「反原発問題」って感じでした。が、"現代""アレ"があった後だからこそ感じること。
先見中の先見の危惧!
福島県民+除染作業経験者なのでよりただの「放射能ヤダね」じゃない深度の恐怖。
ただ「夢…悪夢…夢ってか…夢か……」と、ちょっとテーマにしてはいきなりの「後世に遺したい危惧(メッセージ)感」に驚きと戸惑いは感じました。


何だかんだ「リアル雛人形」が一番面白かったですね
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助ベージュ

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