黒澤明が自分が見た夢を描くオムニバス。
アキラがアキラに夢を再現させててウケる。
夏目漱石の「夢十夜」よろしく、「こんな夢を見た」から始まる各エピソード。
思い切った非現実に違和と魅力を感じる。
映…
後半からジジイの説教すぎねえ……???
赤富士が一番良かった。時代的に考えるとチェルノブイリ原発事故を受けて見た夢なのかな。これも説教くさいのは間違いないけど、随所で挟まれる虚無的なユーモアが個人…
8話からなるオムニバス。最終話の水車小屋のシーンは狂騒的で、不気味だった。喜びの表現が過剰で、やけっぱちな感じがした。これが黒澤の最終作か、と思ったが「八月の狂詩曲」(91)で作る意義のある傑作を生…
>>続きを読む黒澤明自らが見た「夢」を題材にした8話のオムニバス映画。
・第一話「日照り雨」
私(中野聡彦)は狐の嫁入りを見てしまった。
中途半端なところで終わった印象。
・第二話「桃畑」
私(伊崎充則…
社会問題にかなりコミットしたオムニバスだと思う。
とは言え、ここで問題にしていることのどれも、現代ですら克服できていないことばかり。原発問題しかり、世界のどこかで続く戦争の問題しかり。
それらを映…