夢の作品情報・感想・評価

「夢」に投稿された感想・評価

第2話の桃の話と第4話の兵士の話が好き!
皆言ってるけど2話の実写版雛祭なんなのあれ、あの映像美!どうしたらあんな発想ができるのだろうか。4話はただただ素晴らしい。
7話のあるシーンが一瞬ベルイマンの第七の封印に似ててドキッとしちゃった(7繋がり?笑)。と、いよいよはじまるベルイマン映画祭に浮き足立っているのでした。黒澤もいいね、また他の見てみようかな~
けんし

けんしの感想・評価

3.4
「狐の嫁入り」「雛祭り」「雪女」
「トンネル」「ゴッホの絵の中」
「原子力発電所の爆発事故」
「鬼哭きの谷」「水車の村上」

「こんな夢を見た」で始まる短編オムニバス映画。再視聴。「狐の嫁入り」はよく覚えていた。
画は綺麗なんだが、風景が流れていくようで、
ひとつひとつのplotが弱いんかしら。
わざとかしら。
寺尾聡ばかり、出てくる。それは良し。
ry0

ry0の感想・評価

4.0
夢という手段のオムニバス形式っていうのもあるけど、多次元的な感性を備えている。本来の映画ってこういうものなのかもしれない。
環境問題を意識させる作品だった
綺麗な景色が出てきたり、地獄のような景色が広がっていたり、悪夢を見ているようだった

提供 スチーブン・スピルバーグ
改めて黒澤監督って日本でしか撮れない映画を撮ってたんだなってしみじみ思いました。

カラーになるとその世界感や構図の美しさがなお一層際立ち、それもそれで世界に誇れる。

更に他の国にはない原風景や風習などを織り交ぜてあるから、しっかりした日本映画としてのアイデンティティが確立されている🇯🇵

後半多少説教じみたストーリーもありましたが、タイムスリップした様な感覚にもなれた素晴らしい映画でした。

かしわ餅。
“全員、異常なし!”と答える、亡霊となった軍人さん達が怖かった💦💦

水爆、ミサイル、放射能、原子力の爆発に至るまで、この作品は、黒澤監督が未来の人間に残した痛烈なメッセージだったのだろう。特に、笠智衆さんの台詞に、その思いを強く感じた。“アホな人間” “バカな人間”・・・

まさに現実では、見ることのできない“夢”の世界!場面場面で、強烈なインパクトを残す。明暗のコントラストがが実にすばらしい!!

鬼は、長さん!?鬼気迫る演技に、土肝を抜いた!!流石です。

それにしても、寺尾さん・・・怖い夢ばかりで、大変でしたね💦💦💦
watarihiro

watarihiroの感想・評価

4.0
狐の嫁入り稼業、桃の木を切られて怒る木霊、雪山で現れた雪女、トンネルで会った戦死した小隊、ゴッホとの出会い、原子炉の爆発、鬼の出現、壊れた水車を治す老人の夢を見た、、、。

黒澤明監督、そしてスチーブン・スピルバーグ監督提供の全8話のオムニバス作品でどのストーリーも甲乙つけがたい素晴らしい作品でした。

寺尾聡、倍賞美津子、原田美枝子、笠智衆、いかりや長介、そして、マーチン・スコセッシといった豪華メンツ。

乱という作品で衣装デザインアカデミー賞を受賞したワダエミさんが手がけた衣装。芸術的でした。

富士山の爆発と水車の老人はメッセージ性が強く一番印象深かった話。思う事は沢山あると思います。
NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.7
こんな夢をみた…

世界はゾンビに溢れ、おれは一人ゾンビに囲まれ絶対絶命💦工事現場に逃げ込んだおれは鉄骨を登る…かなりの高い場所に鉄骨が十字に組まれている場所があり、その十字になった部分にはプレートがあり、足場を確保できた!
四方からゾンビたちはわらわらと鉄骨を渡っておれに迫る💦おれの手には一本の鉄パイプ…
振り回すと鉄骨の上を渡ってくるゾンビどもは面白いように転落していく…
「やった!ここならゾンビどもを永遠に防げるぞ!」
永遠に?いつまでおれはここで鉄パイプを振り回してればいいんだ?
ベッドの上で手をぐるぐる振り回しながら汗だくで目が覚めました💦
これは、以前おれが本当にみた夢だけど面白いですか?😁💦

この黒澤先生の「夢」が公開された頃…おれはまだはな垂れの映画小僧でした。でもすでに「用心棒」や「七人の侍」の洗礼は受けており、この大監督に日本映画界がなぜ金を出さないのか不思議に思っていました。そんな監督に映画を撮らせたのはコッポラやスピルバーグたちハリウッドの映画人たちでした。皮肉なことに黒澤先生の偉大さを日本人ではなくハリウッドに教えてもらったのです。
スター・ウォーズのC3POとR2D2のモデルが「隠し砦の三悪人」の太平と又七だと知って驚愕したのをよく覚えています。

そんな黒澤先生にスピルバーグが金を出しスコセッシまで出演しているというこの映画を知ったとき「実際に監督がみた夢を映像化したオムニバス」と聞いて本気で心配しました。スピルバーグに金出させてそんな映画…大丈夫かよ?💦

映画館に駆けつけると…いきなり「こんな夢を見た」
いきなり晴れの日に雨が降ってて「こんな日は狐の嫁入りがあって人に見られるのをひどく嫌う」と話を聞いた少年が森の中に迷いこみ、いきなり「狐の嫁入り」を目撃する!
雅楽みたいな音楽が流れる中…霧の立ち込める山道を狐のお面を着けた明らかに人の行列がしずしずと歩いてくる!
「マジか?黒澤先生…大丈夫?スピルバーグ怒らない?」おれは本気で心配になりました。
ところが…
これは観てもらわないと分からないかも知れませんが…💦
その狐のお面を着けて歩いてくる行列が音楽のカッティングと共にさっさっと周りを伺うポーズをとって静止するのです。そして再び音楽が流れ始めると行列は進みだし、また音楽のカッティングでさっさっ…静止…
この動きが狂言や能を連想させる振り付けで一糸乱れぬ素晴らしい動きなのです。行列全員の動きが見事にシンクロしてて、おれは全身に鳥肌が立つような感覚を覚えました。

この調子でリアルひな祭り…雪女…戦争の亡霊と八話本当にじじいの夢を見せられるだけ…朝…興奮した友達の夢の話ほどつまらないものはないと言いますが😁💦まさにこれは、リアルにじじいの夢の映像化…面白いわけないはず。
特に後半、放射能の恐ろしさを描く夢なんかは当時はちょっと説教臭いと感じたのですが…311を経験した今、やはりこの人は神だったのかも知れないと思わされます。

ハリウッドの盟友たちに金を出させてこんな映画を作るなんて…やはり、黒澤先生ただ者ではなかったと今更ながらに思います。変な映画で好き嫌いは間違いなくあると思いますが、CGなしでこの映像化の執念はやはりすごいと思います。
先に書いた「狐の嫁入り」は文章でその魅力を伝えられる自信が全くないすごい「映像力」を持っていると思います。

こんな夢を見た…

おれはビバリーヒルズの豪邸で金持ちを相手にテニスをするバイトに来ている(テニスも知らずビバリーヒルズも行ったことがないおれが何故こんな夢を見るのか?自分でも全く理解に苦しむ)
そのテニスはコートが何面もありネットもいくつもある複雑な形をしており金持ちはアルバイトを雇い複数人のこの不思議なテニスに興じるのだ😁💦そのゲームの最中に編隊を組んだUFOの襲撃を受ける!火柱のような怪光線が降る中…豪邸の中をおれたちは逃げ惑う…この夢はエイリアンの登場まで続く大作だったのですが…

面白い?😁💦
oyasu

oyasuの感想・評価

3.5
何話かのオムニバス。
どれも映像が美しいです。
雛人形が出てくるのと、トンネルの兵士の話が印象に残っています。
幼き頃の原風景、戦争体験、原発、そして未来
生々しく個々の作品が確立しているオムニバス集ではあるが、通して観ると黒澤明が訴えるものが浮かび上がってくる。
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