Aki

夢のAkiのレビュー・感想・評価

(1990年製作の映画)
5.0
素晴らしい。それ以外に言葉が出てきません。「こんな夢を見た」という題から始まる各章は進む事に深いメッセージがあります。個人的には「ひなまつり」や最後の章が好きです。

宮崎駿さんがこの作品の最後の章の美術を担当したかったと、黒澤明さんとの対談で語られていました。

物語だけでなく画の良さや音の表現、流石としか言えません、黒澤明監督の作品はまだまだ見れてないですが、この作品はとてもフィーリングも合い、何よりすごすぎる。まだまだですが海外の巨匠の作品や色んな作品を見てきて、海外の映画監督も黒沢明監督に影響されたという言葉、すごい理解できます。

巨匠の作品をコロナのご時世の中見れて本当に嬉しいです。
監督が夢をなぜ映画にしたかと考えると、夢というのは自然の1つだからだと思います、この映画を見て、後に考えると機械や電気では作れないものだから、私はそう考えています。
そしてよく私も不思議な夢を見たりするので。
Aki

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