SunO2

恍惚の唇のSunO2のレビュー・感想・評価

恍惚の唇(1969年製作の映画)
4.0
避暑地での一夏、夫と娘と友人を連れて来た欲求不満の主婦が、ビーチハウスの若い男と関係し性の歓びを知る。

まさかの女性映画にして純愛心理映画で笑いも少なくしんみり。屋外のゴーゴー?ダンスが妙に揃ってるのと、ビーチボーイの彼女がマリーゴールドを裸に貼って局部を隠してるところがちょっと可笑しいぐらいで、女の身体と心は別よ、気持ちが伝わらないかしらのもどかしさがひたすら哀しい。

部屋にハリウッドスターの写真、壁にアジテーション文。フリーセックス談義は時代だね。9年後の『大人になる前に』(1978)では、若者たちが散々な目に遭うが、本作に対するアンサーかな〜と思ったり。
SunO2

SunO2