線は、僕を描くのみのレビュー・感想・評価

パフォーマンスの時の盛り上げ方、邦画らしって思いながら
でもまっさらな紙に墨が滲んだり、濃淡だったり、かすれたり、もうすてき！水墨画興味そんなになかったはずなのに、この映画1つで魅了されてしまった
いま若い人にも水墨画は人気なんだろうか、若者の観客が多い描写は願いなのかな

師匠たちの生き方と描き方の説得力が凄い
水墨画をどこまで練習したんだろう、ふき替えできない部分も多そうだった

若い2人が水墨画を描きながら、葛藤して自分へ向き合うさまに厚みがあって良かった