線は、僕を描くの森永昇吾のネタバレレビュー・内容・結末

まずこれ、閲覧注意なのが災害の表現が出てくるところ。

具体名は避けてるけど、明らかに実際にあった災害の映像が出て来るし、それによる喪失を描いているので、被災した事のある人、或いは家族知り合いが被災された方はやめておいた方が無難。

自分は家族を無くしたりしてはいないが、大雨による土砂の危険で一時避難をしている。それと相まって泣いてしまった。

それはそれとして


静と動、濃と淡、緩と急。線と線が画になっていくまさしく水墨のような映画でとても美しかった。

俳優部もとても良き。清原伽耶のルックの完成度は拝むレベル。

特筆すべきは江口さん。この江口江口した芝居が観たかった。最高。

ただ、テレビ局の映画って感じが時々あって、さらっとはしなかった。残念。

やっぱり台詞言ってる所に歌詞ぶつけるのは余程テクニックがないと邪魔でしかないなぁ。