てんてん

線は、僕を描くのてんてんのネタバレレビュー・内容・結末

線は、僕を描く(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

wowow録画分。

流星が普通の大学生役。ではなく思ったより重めの過去を背負ってた。

でも見た目も普通だしナチュラルな笑顔も多めでなぜかホッとしました。

流星のドアップがやたら多いのはファンサービスなのか監督の趣味なのか。
そしてそのドアップに耐えうる流星。
そして動のような静のような感情を爆発させないけどさせてるような、優しい線を描く人。というセリフがピタリとハマる演技でした。

そして清原伽耶さん。好きなんですけど、ほんとこういう静かな情熱秘めてる役ぴったり。
途中流星出てるの忘れてました。

どちらかというと似た感じの俳優さん同士だとどんな感じなのかな。と思ったら案外良かった。
水墨画っていう静寂なイメージと2人がハマってた感じ。
その2人の周りを動きのある俳優さんたちがリズムをつけてるような。
そんなイメージでした。
自分でもよくわからなくなってきた。

メリハリがないから長く感じたり物足りなさを感じたりするかもしれないけど、2時間で大きな水墨画に集中してる感じでしょうか。

ラストの俳優さんのイメージの水墨画なのか、とても素敵だった。江口洋介の水墨画。わかるーwって感じでした。

映画の中で新人賞を取った椿の絵。
あの絵で泣けました。
素敵でした。
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