誇張なく、今年映画館で観た作品で、一番笑いました。
圧倒的メロン肩でアスペクト比を爆狂いさせる“人間IMAX”ことマブリーの鉄拳が、勝ち確BGMを轟かせながら再び猛威を振るう。
バス内アクションを描いた作品は数あれど、「“死ぬ”と思ったら降車ボタンを押せ」程の神言は、未だかつて聞いた事がない。
映画史に刻みたいくらい芸術性の高いバス内アクションと、あまりの自然さにアドリブを疑ったラストシーンが「台本通り」と知った時の驚きを、皆さんにも是非とも味わっていただきたい。
「寝とけ」の一言と共に豪快に飛び出す“豪傑マブリー・パンチ”が、他のどんなシーンと比べても、ぶっちぎりで狂気の沙汰。
もはや存在そのものがチート。