バイオテロということでウイルスが蔓延し
乗客が謎の感染症に襲われパニックに陥る。
主要人物となる元パイロットと娘の存在もあり
韓国映画で近しい作品新感染を思い出します。
上空の飛行機内が舞台で逃げ場がなく
閉鎖的なシチュエーションでの人間ドラマが主で
このあたりもゾンビ映画に似て
本当の脅威はゾンビや感染症ではなく
人対人なんだなと改めて思い知らされます。
飛行機内の乗員、残された家族、国民と
着陸を受け入れなければならない各国と
全ての立場がリアリティある描かれ方をしていました。
緊迫感ある展開は手に汗握るストーリーで
ラストは最後まで予想がつかずハラハラして
とても見ごたえのある映画でした。
グロさはそこまでないですが
リアルなストーリーで辛いニュースを見ているようで
人によっては苦手なパニック物かなと思いました。
胸を抉るような演出は韓国映画ならでは…！
色々考えさせられる内容で個人的には好きな作品です。
