日本において、誰に向けて公開された映画なのかイマイチ分からなかった。
現地の複雑な治安とかの状況を反映したハードボイルド殺し屋ヒーローなんだろうけど、アクション・復讐エンタメとも、社会派ドラマともどっちつかずな感じがした。
あのエンディングには驚いたけど、後半は話がずっと下り坂だったので、なんか説教されて終わったような気持ちになる。そりゃあ現地の人々にとっても、どこに住む人にとってもフェイタルな社会問題ではあるんだけど…予告のエンタメ感とのギャップで戸惑ってしまうな。
巻き添えくって即死したレディと、ジムで窓越しに主人公にバシュと撃たれてランニングマシンに叩きつけられる人すごいよかった。