MEMORY メモリーのcalroのレビュー・感想・評価

凄腕の殺し屋がアルツハイマー症を発症し、引退を決意しながらもそれでも抜けられずに何とか仕事をこなそうとする中で出会うターゲットの少女を巡る残酷な展開と、老いてなお凄腕の殺し屋のリーアム・ニーソンが味わい深い。次々に殺される関係者と金で権力を掌握するモニカ・ベルッチの存在感と、自らの衰えと病に打ち勝てないリーアム・ニーソンの悲哀と、その中で最後まで奮闘し続けてくれるガイ・ピアースがありがたい。