田舎で起こった不可解な事件を描いたホラー映画。
結論から言うと、Filmarksの平均スコア2.2なのも頷けるほどの酷い映画だった。オープニングのとこは安っぽいフォントのタイトルが出てくるところで笑っちゃってホラーコメディみたいな感じで楽しめるかなと思ったんだけど、その後は笑えもしない面白くもない展開が続いてモヤモヤしたまま見ていた。安っぽい脚本とCG技術でホラーにするにはチープすぎたし、コメディとして見るにはおふざけが足りない気がした。もっとどっちかに振り切った方がよかったと思う。
主演の相葉くんは迫真の演技をしようとしてるのは伝わってきたんだけど、元々のストーリーが安っぽいのでなんだか空回りしてるように見えた。あと相葉くんの声ってナヨナヨしてる感じなのでホラー映画向きではないと思う。もっと演技をコメディっぽくするとかギャグっぽいシーンを増やしてコメディに振り切ったほうがよかったのでは。そんなこんなを思うと「恐怖人形」という映画はホラーコメディとしての出来がよかったのだと気づく。これを面白そうな感じの予告にした予告編作った人が1番いい仕事してると思った。