ザリガニの鳴くところのSosekiのレビュー・感想・評価

フェミニズムに関する物語であり、母親を求め続けた子どもの物語であり、私たちの持つ思い込みや偏見(良いものも悪いものも)に挑む物語であり…なるほど面白いなと思った。
原作も機会があれば読んでみたい。

映像的には、カイアがよく衣装替えをしていて、特にワンピースやショートパンツを度々着てるのに違和感あり。手足むき出しでは湿地帯や林の中で危険だろうし、普通に動きにくそう。こういうのでリアリティが損なわれるんだよなーと(ヴァルダの「冬の旅」と対照的！)。