●あらすじ
1969年アメリカの湿地帯で、
青年の変死体が発見された。
殺人の容疑で勾留されたのは
「湿地の娘」と知られるカイア。
カイアは弁護士のトムに、
自らの壮絶な過去を語り出す。
●感想
法廷シーンと過去の回想メインの映画。
意外とミステリーやサスペンス色は低いかな。
湿地帯で幼い頃から生き抜いてきたカイアの強さ、その反面、生物や自然を愛する心の綺麗さが描写されており惹かれる。
ティトの気持ちはめっちゃ分かる。海外のサイト調べたら同じ性格タイプだった 笑
いくら好きでも、自分のキャリアや環境を完全に犠牲にするのは難しいよねぇ...。
印象的なシーンは、
「昆虫は道徳心を持っていない」に対して、
「自然に善悪はないのかも」
「生きるための知恵よ。懸命なの。」といったカイアのセリフ。
確かに倫理観など持つ余裕がない自然界で、善悪という感情はない。虫たちは懸命に生きている。
ラストは感動するし、
ハッとさせられる終わり方で好き◎