多くの人に見てほしいと思える映画。
松山ケンイチと長澤まさみの演技に鳥肌が立つ。鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、藤田由美子など、脇を固める役者たちも素晴らしい。なんといっても、柄本明が秀逸。
超高齢社会にある日本において、介護の問題は喫緊の課題である。私自身も他人ごとではない。
「安全地帯にいる者」たちが定めた制度の上で、「穴に落ちた者たち」は暮らしていく。
正しい行動、正義、立場によって、どの視点から見るかによって変わってくる。
きれいごとで生きていくことができない国に誰がした?
私たち自身だろうね・・・