ほーへー

ロストケアのほーへーのレビュー・感想・評価

ロストケア(2023年製作の映画)
3.9
映画じゃない。世界への日本国民へ啓蒙。

『人魚の眠る家』を見終わった時と同じような、深く考えさせられ、現実世界への警告のように感じた作品。誰もが自分ごとに考えてしまう。そして、自分だったらどうするか。国が決めた正義が自分の正義とは限らない。ただ、国が決めた正義と自分の正義が一致した人だけが正義を自由に振り翳せる。そして、一部の正義を駆逐している。

同じ思考線上にテロリストがいる。
彼らは彼らの正義のために人を殺している。
この映画をみて、思考することで、現在も行われている戦争への見え方や考え方が変わってくる。

高校の授業で取り扱うべき作品。
ほーへー

ほーへー