かめさん

ロストケアのかめさんのレビュー・感想・評価

ロストケア(2023年製作の映画)
4.0
「そして、バトンは渡された」の前田哲監督作品。作家・葉真中顕の小説「ロスト・ケア」原作。松山ケンイチ、長澤まさみ主演映画。

連続殺人犯として逮捕された介護士と検事の対峙を描いた社会派サスペンス。いろいろ考えさせられる映画です🎬

ある早朝、民家で老人と訪問介護センター所長の死体が発見された。死んだ所長が勤める介護センターの介護士・斯波宗典が犯人として浮上するが、彼は介護家族からも慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が働く介護センターで老人の死亡率が異様に高いことを突き止める。取調室で斯波は多くの老人の命を奪ったことを認めるが、自分がした行為は「殺人」ではなく「救い」であると主張。大友は事件の真相に迫る中で、心を激しく揺さぶられる。
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