身近に要介護者がいるひとは見ると気持ち的に重くなってしまうかも。
私自身、身近に体が不自由で思ったように言葉が伝えられない者がいるので、
柄本さんの演技が忠実すぎてかなり辛かった、、
子供にとって親の人生が幸せだったのかは気になるし、本当に最大限のことがしてあげられているのか苦しそうな姿を見ると自分に問いただして罪悪感を感じることがある。
それを救う言葉がつるの折り紙の中に綴られていて、泣かずにはいられなかった。
柄本明と藤田弓子は両親に重ねてしまうような名演だと思った。
ただ一点だけ気になったのは、新人の介護士の女の子が風俗嬢に転向しているシーンは要らなかったのではと思った。