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恋する惑星 4Kレストア版の080き080のレビュー・感想・評価

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)
5.0
大学の講義で鑑賞する機会があり、教授が「カーワァイが“時間”を映像に入れてくるのは、香港返還を意識してのことよね。リミットがあるってこと」と、おっしゃっていたのを覚えている。それは本作を観る度、思い出す。

が、今回は現地に行ってきたばかりなもんで。いつもとは違う気持ちでの鑑賞。

重慶大厦の醸す雰囲気は、きっと当時と大きく変わらない。なぜ多国籍エリアになったのか。それを知りたくて調べ中。

エスカレーター。トニー演じる警官が暮らしていたアパートは、もうない。にしても、エスカレーターと居住空間の距離近い。窓越しに、人影がチラチラ映り込む。クリストファー・ドイル、あえてあそこを選んだのかー(当時は彼があそこで暮らしていたそう)。

ミッドナイトエクスプレスの跡地は、変わらずセブンイレブン。トニーがパトロールに向かう、そっち方面の繁華街の道も歩いたよー。フェイウォンは黄色の袋持っていたが、Loftは今もあるんだろか。

やっぱ白ブリーフはちょっと、何か……10数年前に観た時、「脱いで白ブリーフやったら、萎えるな」とか思った。今観ても…トニーなら良いけど。それにしてもトニーのカッコ良さたるや。あーほんまカッコ良い。
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