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長ぐつをはいたネコと9つの命のtouchのレビュー・感想・評価

3.8
"死は誰しも必ず訪れる"
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観る前はメルヘンファンタジーを想像していたが、死生観やコンプレックスと向き合うなかなかシリアスな物語だった。
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「命が9つある」と余裕をかますも、いよいよ残機が無いことを告げられて死の恐怖に直面するネコ。
勇気があることと無謀は違うと思い知らされる。
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『スパイダーバース』に影響を受けたというあえてコマ落ちさせたようなカートゥーン風アクション描写がパラパラ漫画のような独特の爽快感を生み出している。
ポリゴンの質感を残した3DCGも味がある。
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命を刈りとる形の武器で執拗に狙ってくるオオカミのヴィランがツボすぎた…彼が登場する続編製作希望!
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