りょうすけ

スピリテッドのりょうすけのレビュー・感想・評価

スピリテッド(2022年製作の映画)
4.0
邦題:スピリテッド
原題:Spirited
制作年:2022年
監督:ショーン・アンダース、ジョン・モリス
キャスト:ライアン・レイノルズ、ウィル・ファレル
上映時間:127分
鑑賞方法:AppleTV
メモ:
AppleTVオリジナルのミュージカル映画。配信映画なので予告は一回も観たことがなく、半年くらい前からAppleTVオリジナルでミュージカル映画を作っていると言う話を聞いていたくらい。

ライアン・レイノルズとウィル・ファレルということで楽しみにしていたが、それ以上に驚いたのはメインキャラの1人に舞台版「ノートルダムの鐘」でフロローを演じたパトリック・ペイジがいたこと。「イン・ザ・ハイツ」の映画でニーナの実家の隣で新しく開店したクリーニング屋の店主として登場した時もなかなかの興奮具合だったが、今回はしっかり歌っているのでそこだけでかなりポイントは高かった。

肝心の物語は至って普通だが、メッセージがこの手の映画の中では割と尖っていたと思う。同じくライアン主演の「フリー・ガイ」を観ていると余計にそう思うかも。っていうか「フリー・ガイ」が好きな人は絶対好きだと思うんだよね〜

曲自体はかなり多めで20分に一回以上は必ず曲があるような気がした。誰が作曲しているのかはわからないがパロディっぽい曲が多く、しみじみ系の曲は「ディア・エヴァン・ハンセン」明るい曲は「プロム」っぽさがあった。ここ最近のミュージカル映画の中でも明るめで楽しく、踊り出したくなるような曲が多かった印象。

今回は字幕版を鑑賞したが、吹替版をちょっとだけ再生したら歌の部分が全部日本語に吹き替えられてることに驚いた。実写ミュージカル映画で吹替版の歌が流れるのは、ディズニー以外ではかなり珍しいんじゃないか。しかもめちゃくちゃクオリティが高かったのであとで吹替版も観てみたい。
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