filmarksの平均スコアはそれほど高くないけど、イーサン・ホークとユアン・マクレガーが兄弟役なんで観るしかないじゃんて思って観たわけなんだけど、えーーすごく良い作品だったよこれ！！
2人の異母兄弟が父親の死をきっかけに再会。派手なシーンはないのに時折くすっと笑えて、この作品の空気感がとても好きだった。
イーサン・ホークのかっこよさにあらためて気づいてしまった。良い感じに枯れてて色気があってカッコイイ。しかも年を重ねるほどに素敵なんだもん。ユアン・マクレガーもすっかりオジサンだけど良いなあ。ユアンの声が好きだしこの役とても良かった。あと、出てる女性たちもみんな個性強めで素敵。
レイがトランペット吹くシーンで泣いた。夕暮れの曇り空にトランペットが響き渡るのが哀しげで染みた。このシーンがすごく良かっただけに2回め吹くのはなくてもよかったな。
父親の手紙。残酷だなあ。でも最後の「Is this where we hug?」のところ、この映画で初めて2人が本気で笑い合ったの見れた気がしてすごく良いシーンだった。最後の雨までかんぺき。
〝Let's talk this weekend.〟
他の方のレビューで、「レイモンドはレイにほんとうのことを伝えたと思う？」って質問に対してユアンが「言ってないと思う」って言ってたというのを読んで、わたしもきっと言わないだろうなと思ったからすごくうれしかった。
