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フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)のピッコロのレビュー・感想・評価

3.5
バラゴンさんのデビュー作

1945年8月、広島に"フランケンシュタインの心臓"が届けられた。
その日、広島には一発の原子爆弾が落とされる。
"フランケンシュタインの心臓"は消滅したと思われてたが・・・。

映画の冒頭、原爆が落とされる前の広島が描かれている。
とても、とても綺麗な街並みで、その数秒後に起きる悲劇に胸が苦しくなる・・・。

消滅したと思われてたフランケンは、人間に姿を変えて復活する。
ヒカリモノが好きで、犬やウサギが大好物。
モフモフモグモグ、モフモフモグモグ、モフモフ・・・。🐰😋
放射能を浴びてるので、成長が早く、どんどん巨大化していく。
フランケンが大きくなる理由は、理解できたけど、着てる服も一緒に大きくなる理由は理解できない。まぁ、そこをツッコむのは野暮だし、服も大きくならないとブラブラしてて大変そうなので良しとしよう。

フランケン、見た目がカッコ悪いし、可愛くもないので全然怪獣萌えしない。だけど、その代わりにバラゴンさんが登場してくれるので怪獣萌え出来るのは出来るんだけど。バラゴンさんは、大きな耳が特徴のとっても可愛い怪獣さん。ゴジラ作品にも何作か登場してて、"ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃"ではゴジラに一匹で勇敢に戦う姿が怪獣少年に勇気を与えてくれたんだけど何故かタイトルに載せてもらえない可哀そうな怪獣さん。

大人しいイメージがあったけど、デビュー作では結構ヤンチャで、メーメー🐑やモーモー🐄、コッコー🐔、ヒッヒー🐴を次から次へと痛めつけていた。なのでバラゴンさんをどうにかするためにフランケンが戦うことになるんだけど。何故か、応援したくなるのはバラゴンさんの方で。

だって、フランケン、全然好きになれないんだもん!

顔はイカツイけど、ほぼ人間なので、人と怪獣が戦うのはなかなかシュールで楽しかった!
どうでも良いけど、この時代の人達は毎回、毎回踊ってるのは何でなんだろう?

あと、書き忘れたけど大きなタコも登場するゲソ🐙
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