サイコパス小林

哭悲/The Sadnessのサイコパス小林のレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.9
一言で言うともう二度と観たくない


グロだけじゃなくてエロ要素も強め
ゾンビ映画は好きなんだけど
全くの別物です
ゾンビは人間から切り離して観れるけど
これはちゃんと人間なんだよね…


グロ表現がとてもリアルで
特殊メイクの素晴らしさに感動した
それだけで満足感高い
死体や傷、人体破壊の表現が最高
血しぶきの豪快さも美しい
脇役の感染者たちも手を抜いてなくて
表情が気持ち悪くてゾワッとする


ストーリーの主軸になってる
恋人同士の再会も
ただ逃げるだけではなくて
ハッキリしていたからとても入りやすかったと思うし
ストーリー展開が分かりやすくて良かった
最後の結末は残酷すぎてかなりキツかったです…
恋人も理性と悪意の狭間で抗ってたんだろうな…と思うとめちゃくちゃ切なくなった


内容や作品としてはとても満足感高くて
いい作品を観たなって思うけど
エログロが激しすぎてキツかった…
あと、笑顔なのに涙流してたり
抗えなくて辛い感染者たちを思うと心が苦しくてそれがさらに恐怖感を煽ってきて
正直めっちゃ観てるのしんどかった
途中から動悸と震えが止まらなかった


人にはオススメできない映画
健康状態良好の時にしか観れない映画
とにかく観たことを後悔してます