【途中まで何が真実で何が嘘なのかわからない、本格派ミステリー】
ストーリー：3.9
芸術性：3.9
演技・俳優：4.0
演出：4.0
感情の揺さぶり：3.7
とにかく濃厚。途中まで、密室で起きたことの真実は何なのか、どこまでが本当でどこからが嘘なのかわからないような作りになっていて、でもそれぞれに確からしさがあって見てる側が振り回される。でもなんかおかしくないか？と思ってから、最後までネタバレを引っ張らず、そこからまた展開が。非常に良くできている脚本だなという感じ。
しかし、韓国のミステリやサスペンスによくある、一度悪事に手を染めるとそれを隠し通すために嘘をつくし更に悪い展開になっていくという構造は人生そのものなのだろうな…
